韓国映画、自国市場で「8月の大ヒット」の理由は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.21 10:00
引き続き公開された『かくれんぼ』と『風邪』は、前売り率から類似した数値で興行競争を開始した。災難映画『風邪』は、『ビート』や『太陽はない』で知られるキム・ソンス監督が10年ぶりに出した作品である一方、『かくれんぼ』は『ザ・テロ・ライブ』のように新人ホ・ジョン監督の商業映画デビュー作だ。『かくれんぼ』の配給会社NEWのパク・ジュンギョンマーケティングチーム長は「たいてい韓国映画が2本一緒に封切りすれば2本ともうまくいくケースがあまりなかった」として「4本全てがそれぞれ違った個性と魅力を持っていて、観客が1本を見て違う方も見るのだろう」とした。
◆比較して観る流行=実際に4作品のうち2作品以上を観た観客は少なくない。映画前売りサイトのマックスムービーによれば『ザ・テロ・ライブ』の観客の24%が『雪国列車』も見ていたことが分かった。前売り観客に基づいて集計した結果、『風邪』や『かくれんぼ』の観客はそれぞれ20%、18%が『雪国列車』も見た。これらの観客が『ザ・テロ・ライブ』まで3本を見た比率も4%と5%だった。