<ニュース分析>「独島=日本の領土」…日本の意図は?
日本文部科学省(文科省)が29日、来年春から使われる高校教科書を検定し、「独島(ドクト、日本名・竹島)=日本の領土」を明確に表現するよう出版社側に要求した。 これには「韓国の強い反発を誘導しよう」という意図がある。 日本政府の措置に韓国が激しく反発した場合、韓国が実質的に占有している独島が‘国際紛争地域’になるという計算だ。 国際司法裁判所に持ち込む名分を何とかして作ろうとしている。
実際、日本政府は昨年の中学教科書検定時、独島問題を強調したことで大きな効果を得たと判断している。 当時の影響のためか、今回の高校教科書検定では独島関連記述が14種類の教科書の35カ所にのぼり、01年の検定時に比べて2倍以上に増えた。 文科省や政界の右翼勢力は大きな成果を得たわけだ。