【コラム】いまだ「コリア」といえば北朝鮮を思い浮かぶ私の友達
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.10 11:02
私が「韓国に住んでいる」と言うと「ひょっとして北朝鮮に住んでいるのか」と尋ねる故郷の友達がまだ多い。「2017年にこのように無知なことがあるか」という考えで腹が立つ。だが、故国の一般人は主に北朝鮮のニュースに接している。私も大学入学前まで韓国についてあまり知らなかった。欧州人はほとんど韓国の実状をよく知らない。
私が韓半島(朝鮮半島)の状況を理解し始めたのは10年前、中国に留学していた時だった。その前には私もメディアの影響で北朝鮮について歪曲されて曖昧なイメージしか持っていなかった。丹東市朝中友誼橋で初めて北朝鮮の地を眺め、抗米援朝記念館で中国の立場から見た韓国戦争(朝鮮戦争)を知るようになった後、休戦を肌から感じることができた。