【コラム】揺れる国際秩序、戦略的選択の季節=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.13 10:09
米中協調関係の将来で何よりも注意するべきことは、その関係の順調な発展を好ましく思わない第3国の動きという賈敬郭教授の率直な学者的警告に耳を傾ける必要がある。
中国が米国と協調することを警戒するようなプーチン露大統領、米国が中国とアジアの平和などを緊密に相談することを過度な気にするような安倍日本首相から、こうした第3国の不快な眼差しが感じられるということだ。往年に帝国の地位を享受したロシアや日本とは違い、韓国の場合は、誰よりも最も確実に米中関係が共同の平和と繁栄の道を先導するパートナー的協力関係に発展できるよう積極的に支援し、これを国家外交戦略の核心とする必要がある。