既知の悪材に急落…韓国株式市場、年初のミステリー(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.06 11:27
円安と業績の恐怖。
新年早々から証券市場を押さえ付けている2つの悪材料だ。KOSPIは年が明けると2日連続で下落し65.2ポイント急落した。時価総額では38兆ウォンが消えてしまったことになる。新年を迎える期待感で通常は年初に株価が上がるというご祝儀相場も色あせた。
それでも新たに登場した悪材料ではない。ウォン高はすでに昨年半ばから明確で、昨年第4四半期の企業業績に対する市場の見方も低くなっていた。市場を凍りつかせたのは方向ではなく幅と速度だ。「業績の期待値と現実の乖離」「ウォンと円の乖離」が予想よりはるかに大きくなりかねないという懸念がそれだ。