【時視各角】韓日中の指導者、家門の対決(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.06 09:16
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の父の朴正熙と安倍首相の叔父の佐藤栄作は1965年に最初の対決を行った。韓日協定当時それぞれの国の指導者だったのだ。佐藤は協定で戦後処理を終わらせ復興政策に走った。朴正熙に協定は生死を賭けた勝負だった。韓国では激烈な反対デモが政権を脅かした。朴正熙は戒厳令で堪えながら協定を押し切った。その後日本から受け取った請求権3億ドルを経済開発に注ぎ込んだ。
偉大な一族に生まれた国家指導者はたびたび先祖と競争もする。そこで富国強兵の業績主義に簡単に陥る。ブッシュ米大統領は91年にクウェートを侵攻したイラクをはねのけた。それでもフセイン政権は生かした。息子ブッシュは2003年にイラクに侵攻しフセインを最初から除去した。