金正恩の祖父の墓石、毀損を懸念して子孫が移す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.30 11:27
済州市奉蓋洞にある北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の祖父の墓が解体された。毀損を心配した子孫が墓石と周りの境界石を自宅に移したことが確認された。この墓は金正恩の生母・高英姫(コ・ヨンヒ)の父・高京沢(コ・ギョンテク)の墓で、遺体がない「虚塚」だ。
済州高氏の宗門会と済州東部警察署によると、29日午前5時ごろ、高京沢の兄弟の子孫が墓石と境界石を家に運んだという。この子孫は警察で「墓の位置が最近メディアを通じて知られ、誰かが毀損しないか心配になり、誰も知らないところに移そうと墓石などを移した」と話した。また「墓が世間の注目を集め、隣人が私たち子孫を『金正恩の親戚』と思うのが負担だった」と語った。さらに「私の身元が公開されれば新しい墓地が知られる」とし、警察に身元を明らかにしないよう頼んだ。