韓国の砲弾技術、ミャンマーに流出…北朝鮮に渡った可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.06 11:15
北朝鮮と武器取引をしてきたミャンマー軍部に、韓国内の砲弾原料と製造技術をひそかに流出させていた貿易会社の代表と役員が起訴された。ソウル中央地検の先端犯罪捜査1部(キム・ヨンムン部長)は、対外貿易法および防衛事業法違反容疑で貿易会社K社の代表(58)を拘束起訴したと5日明らかにした。また、この会社の技術顧問(68)と現地工場の責任者(60)ら2人をK社と共に書類送検した。
代表らは韓国の軍需技術760億ウォン分(約75億円)を2010年9月から昨年12月まで持続的にミャンマーの国防産業所に供給した容疑を受けている。8回にわたって契約をし、実際に取り引きされた金額は約324億ウォン程度だ。検察は105ミリの曲射砲用対戦車の高性能爆弾、煙幕弾、DPICM弾、訓練弾など砲弾6種が流出したことを確認した。代表らは図面や工程図を渡す段階を超えて、現地に砲弾生産設備を作って原材料を供給し試作品を直接生産もした。