<平壌・平壌の人たち>最新の北朝鮮商品カタログを入手…多様化・洗練化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.17 14:39
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北朝鮮の商品カタログ『朝鮮商品』に掲載されている銀河水シャンプー・リンスの広告。平壌化粧品工場で生産された製品。(中央フォト)
北朝鮮はゴールキーパーを「ムンチギ(門番)」と呼ぶなど自国の言葉の使用を好む。しかしシャンプーとリンスに関しては北朝鮮も韓国と差がない。2年前に入国した30代の脱北女性Aさんは「北で数年前から生産されて販売されている製品の容器にはシャンプーやリンスと表記している」と伝えた。Aさんは「過去に海外生活をしたり外貨商店で外国製品を購入して使用する人たちの周辺でシャンプーやリンスという表現を使うことはあった」とし「しかし(北朝鮮)国内で生産する製品はほとんどなく、ほとんど石けんを使っていたが、最近はいくつかの化粧品工場でシャンプーとリンスを生産していて、使用者が増加している」と説明した。
中央日報が最近入手した北朝鮮商品カタログ(『朝鮮商品』、2018年4月製作)によると、平壌(ピョンヤン)化粧品工場と龍岳山(リョンアクサン)石けん工場が現在、シャンプーとリンスを生産して販売中だ。平壌化粧品工場は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が現地指導をし、「我々(北朝鮮)が作ったマスカラは女性が一度あくびをすればパンダのようになってしまう」とし「製品の質を向上させるべき」と指示したところだ。