<世界革新企業家、未来50年を語る>(3)エアバスのブレジエ会長…「中露が競争予備軍」(下)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.25 14:54
彼の革新は「ビズラボ(Biz Lab)」へと続いた。スタートアップ(新生創業体)にエアバスがばらまく大変革の種だ。航空産業でなくても良い。革新的なアイデアを持つ初期段階のスタートアップを発掘して、エアバス専門家たちが6カ月間にわたり技術・財務・法律・マーケティング全般を教えるプログラムを提供する。
今年3月、トゥールーズにビズラボ1号がオープンした。ドイツのハンブルクやインドでも実験を続けていく予定だ。最近ではシリコンバレーのいくつかのスタートアップに投資することを決めた。彼は「グーグル・アマゾンのように宇宙やドローン産業に参入しようとする会社の技術や精神、事業モデルは私たちにも大きなインスピレーションを与えてくれる」として「私たちが向かおうとする主経路(main track)と関連のない小規模なスタートアップとパートナーシップを強化するだろう」と話した。さらに「スタートアップの考えと創意性に扉を開けば、内部的にもあらゆるものをつくり出せる」と付け加えた。ビッグ2に安住せずに革新を繰り返す理由が気になった。