米国「AIIB参加は各国の決定事項」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.28 07:26
韓国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)参加宣言に対する中国と米国・日本の反応は違った。中国は財政省名義で「韓国の決定を歓迎する」という公式論評を出したが、米国は具体的な答弁を控えながら「各国の決定事項」という原則的な立場だけを明らかにした。
中国財政省は27日、ホームページに掲載した論評で、「韓国がAIIBの創設メンバーとして参加するために中国に書簡を送ってきた。順調に過程が進めば、韓国は4月11日に正式に予定創立加盟国になるだろう」と説明した。韓国がAIIBに加盟するためには、先に参加の意思を明らかにした予定創立加盟国から同意を受けなければならない。審査には2週間かかる。中国財政省は「トルコもAIIB参加の意向を伝えてきた」と伝えた。新華社通信は「韓国が8カ月間悩んだ末にAIIBに参加申請を出したのは国益を選択したため」と評した。
米国は26日(現地時間)、国務省のラスキー報道部長の定例記者会見を通じて、韓国のAIIB参加に対する反応を表した。ラスキー部長は「(同盟国のAIIB参加)決定自体に反応したり言及したりはしない。いくつかの国が最近、AIIB参加を決めたが、それは該当国の決定」と述べた。