韓国製造業の売上高増加率、３年ぶりにマイナス脱出

ⓒ 中央日報日本語版2017.06.16 06:38

韓国経済の核心である製造業が復活の兆しを示している。

１５日、韓国銀行が発表した企業経営分析資料によると、ことし１－３月期における韓国製造業の売上高増加率は９．３％であることが分かった。２０１４年１－３月期以降、３年ぶりにプラスに転じた。増加幅も２０１２年１－３月期（９．７％）以降、５年ぶり最高。

石油・化学や鉄鋼、半導体など主力製品の輸出好調によって製造業の売上が９．３％増となったほか、建設などの非製造業も５．９％の増加率を示した。主要製品の価格上昇で石油・化学や半導体などの業種の営業利益率がふた桁成長を示して全体の営業利益率も７％上昇した。

営業利益の増加で内部資金調達余力が改善され、企業の負債比率も９０．３％と、前期に比べて０．８％ポイント低くなった。負債比率は２００７年７－９月期（８５．０％）以降、最も低い数値だ。