女優キム・セアが不倫による慰謝料請求訴訟に巻き込まれた。

キム・セアは韓国でビッグ５に入るＹ会計法人Ｂ副会長の妻に相姦による慰謝料請求訴訟で告訴された。法曹界に伝えられた訴訟内容は「Ｂ副会長がキム・セアとサービス関係を結び、毎月５００万ウォンのお金を法人費用から支給した。キム・セアが乗っていたトヨタの車もＹ法人の所有であり、代理運転サービスも含まれている」ということだ。これを知ったＢ副会長の妻はＢ副会長に離婚を要求すると同時に、キム・セアを不適切な関係であると目をつけて婚姻破綻の責任を問い１億ウォン（約９３０万円）の慰謝料請求訴訟を起こした。

各種の推測による記事があふれ出し、キム・セア側は「訴訟は進行中だ。しかし、虚偽事実の報道にともなう名誉毀損に対して強硬な法的対応を取る」という立場を明らかにした。

続けて「確認されていない虚偽事実があたかも事実のように記事にされている」とし、「現在、弁護士を選任した。いかなる裁判所の判断が出ていない状態ですべての疑惑が既定事実のように記事になり報道された点は残念であり、これは明白な名誉毀損だ。強力な法的対応を取るだろう」と付け加えた。

こうした中、キム・セアが残した最後のＳＮＳも目を引いている。キム・セアは訴えられるという報道がある数時間前にインスタグラムに最近の写真を投稿した。キム・セアは「撮影が終わってバタバタと～（友人が）米国に行く前に顔を見るために駆け付けた。彼女に会えば頼もしくて楽しくて愉快なエネルギーに元気をもらう」という文と共に友人と見られる２人と一緒に撮影した写真を投稿した。幸せな表情だ。該当ＳＮＳは非公開に変えられた状態だ。

芸歴２２年目のキム・セアはＭＢＣ（文化放送）２５期公開採用タレント出身でドラマ『愛しているなら』でデビューした。夫は有名チェリストのキム・ギュシクで２００９年に結婚して１男１女をもうけた。２人とも家で出産したキム・セアは「自宅分娩伝導師」として活躍しただけでなくこれと関連する本も発刊した。

キム・セアはＳＢＳ（ソウル放送）『チャギヤ』に夫婦で出演して、当時の結婚生活のエピソードを赤裸々に語り注目を浴びた。昨年はＫＢＳ（韓国放送）Ｄｒａｍａの育児番組『もどかしい育児日記－ママはハリネズミ』にも出演して娘に対する愛情を見せた。

最近ではＭＢＣ月火ドラマ『モンスター』に秘書室チーム長のモ・ギョンシン役で出演した。ＭＢＣ側は「５話から８話まで少しの間登場したキャラクター」と説明し、訴訟とは関係がないという立場を明らかにした。