新興国に通貨危機の“デスノート”…おびえる新興5カ国=韓国(2)

新興国に通貨危機の“デスノート”…おびえる新興5カ国=韓国(2)

2013年08月21日09時39分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  キャリー資金は1人で動くものではない。英投資諮問会社のオックスフォードメトリカのロリ-・ナイト会長は最近記者に「ドルキャリーの逆流が始まればヘッジファンド、ミューチュアルファンド、投資銀行などが一気に押し寄せ新興国をバッシングする傾向がある」と説明した。金融専門家らが話す「オオカミの群れのうごめき」だ。オオカミが獲物を包囲し攻撃するようにヘッジファンドなどが弱点を見せた国の通貨や企業の債券を空売りするためそのように呼ばれる。ナイト会長は、「金融市場のオオカミは本能的に防御力が弱い獲物に食らいつく」とした。これが経常収支と財政状態が悪く政府の経済運用能力が劣る新興国だ。

  世界の外国為替市場にはこのところ“デスノート”が出回っている。いわゆる「脆弱5カ国」のリストだ。「F5」と呼ばれ、インド、インドネシア、ブラジル、トルコ、南アフリカの5カ国だ。世界2位の投資銀行であるモルガン・スタンレーが選んだ国々だ。

  モルガン・スタンレーは、「F5は日が過ぎるにつれ海外での資金調達が厳しくなり経常収支赤字を埋めるのが困難に見える」と指摘した。実際F5の経常収支赤字は危険水準だ。過去1年間の累積赤字規模は209億~882億ドルに達する。これらの国の通貨はこの1カ月で2~7%ずつ下落した。

  それでもこれらすべてが通貨危機に陥るのではない。米投資専門誌のアルファマガジンは金融専門家らの話として、「1997年のアジア通貨危機や最近の欧州財政危機に照らしその攻撃は4~6カ月程度続きそうだ。経済政策担当者がどれだけ効果的に攻撃に対応するのかにより国ごとに運命が分かれるだろう」と予想した。

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