韓米首脳会談の伏兵は防衛費分担金…トランプ大統領が言及か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.11 07:59
11日(現地時間)の韓米首脳会談の伏兵は防衛費分担金だ。第10次韓米防衛費分担金協定(SMA)は年を越して今月合意手続きを終え、国会の批准を控えている。第10次協定は有効期間を1年に短縮したため、批准直後に第11次SMA交渉をすぐに始めなければいけない。在韓米軍駐留費用を扱う防衛費分担金協定はトランプ大統領の関心事だ。元外交部当局者は10日、「トランプ大統領にとって世界の米軍撤収と駐留費用削減は骨の髄まで刻まれた目標」とし「今回の首脳会談でも防衛費問題をトランプ大統領がいきなり取り上げる可能性を排除できない」と述べた。
今回の韓米首脳会談は米朝対話が再開されるかどうかが焦点となるが、その裏でトランプ大統領が防衛費分担金引き上げ問題に言及するという見方が外交関係者の間で出ている。