時価総額2位奪還の現代車、支配構造改編を加速か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 15:43
有力なもうひとつのシナリオは、鄭副会長が循環出資構造の核心であるモービスを支配することだ。ただし、株式買い入れのためには莫大な費用がかかる。このため、起亜車-モービス間の循環の輪を断ち切り、モービス株を鄭副会長が確保する案が有力視されている。
メリッツ総合金融証券のキム・ジュンソン研究員は「モービス中心の持株会社体制に改編した場合、起亜車のモービス株(16.9%)と鄭副会長のグロービス株(23.3%)を対等交換する方式が有力だ」と話した。現代車や起亜車などをそれぞれ投資・事業部門に人的分割して投資部門を合併した後、現代グロービスと追加合併するシナリオもある。