韓経:「韓国男性ビューティー文化、世界に広まっている」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.09 13:43
伝統的に男性消費者は化粧品市場の主要顧客層でない。しかし最近は変化が起きている。
ラボシリーズのオクタビオ・バルデス副社長は8日、韓国経済新聞のインタビューで、「ローション一つで十分だった過去とは違い、さまざまな化粧品を求める男性消費者が増えている」とし「韓国男性消費者の化粧品文化が世界に広まっている」と述べた。ラボシリーズは1987年に発売された世界初の男性専用化粧品ブランド。韓国には1991年に入った。
バルデス副社長はマーケティング・調査専門役員。世界の消費者の好みと特性を調査し、新製品の開発やマーケティング戦略に反映する。バルデス副社長の説明によると、今まで男性と女性は化粧品に異なる認識を抱いていた。化粧品を「美しさ」など抽象的な価値と関連づけて考える女性とは違い、男性消費者は「顔を洗う製品」「顔の乾燥を防ぐ製品」など機能的に認識してきたということだ。しかし2000年代半ばに韓国では化粧品をかっこよく見えるために使う男性消費者が登場した。新しい消費層が誕生したのだ。