韓国、海外奉仕人数世界2位…日本よりはるかに多い(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.16 11:53
もちろん海外奉仕で老後のやり甲斐だけを得られるのではない。青年や中高年の場合、広い見識と忍耐心だけでなく、どこでもできない価値ある経験を得られる。特に団員の中には奉仕活動での体験にアイデアを加えて斬新な社会的事業を始める人も少なくない。
インドネシアで4年間美容技術を教えたチョン・オクジュ氏が代表的なケースだ。地方大学の美容学科教授だったチョン氏は帰国後、多文化移住女性に美容を教育するウィズJOJという会社を設立し熱心に活動中だ。
ケニアとカメルーンで奉仕したオム・ソヒ氏もまた別の例だ。オム氏はアフリカの深刻な青年失業を目撃し、彼らの悩みを減らすためにキジャミテーブルという社会的企業を仲間とともに設立した。キジャミとはスワヒリ語で「社会的(Social)」という意味で、アフリカ料理を紹介するパーティーやイベントなどを開いている。合わせてルワンダに飲食店も出す予定だ。