中国空母「遼寧」、新年初日から南シナ海で訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.03 07:31
中国初の空母「遼寧」が新年初日から南シナ海で実戦訓練をしたことを受け、米国も空母を緊急発進させ、米中空母の対峙が迫っている。
中国中央テレビ（ＣＣＴＶ）は２日、「遼寧」が１日に領有権紛争地域の南シナ海海域で訓練を実施したと報じた。台湾国防部はこの日、「遼寧」が南シナ海の東沙諸島海域から南西側に５時間ほど時速５６キロで航行し、機動能力を誇示したと伝えた。
先月初めて西太平洋に進出した「遼寧」は海南省海軍基地に停泊していた。「遼寧」の副艦長は「２０１７年には空母編隊の戦闘力を全面的に向上させるという目標のため訓練を続ける」と明らかにした。
これに対応し米海軍第３艦隊所属のニミッツ級空母「カール・ビンソン」が５日ごろ母港のサンディエゴを出発し、アジア・太平洋海域に配備されるだろうと、中国新浪網が２日報じた。