韓国、実質国民総所得が21カ月ぶりマイナス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.03 13:05
実質国民総所得(GNI)が1年9カ月ぶりに減少した。4-6月期の経済成長率は当初の予想よりやや高かったが、0%台から抜け出すことはできなかった。
韓国銀行(韓銀)が2日に発表した4-6月期の国民所得暫定値資料によると、実質GNIは1-3月期に比べ0.4%減少した。実質GNIが前期比で減少したのは2014年7-9月期(-0.2%)以来。原油価格が1-3月期に比べて上昇したうえ、海外に出ていく配当金が増えたためと分析された。GNIは一国の国民が生産活動に参加して得た所得の合計だが、海外で韓国国民が受けた所得は含まれ、外国人に支払われた所得は除外される。