天主教、黄教授のES細胞研究に「反対」

天主教、黄教授のES細胞研究に「反対」

2005年06月05日17時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国天主教は、4日「黄禹錫(ファン・ウソック)教授の『ヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究に対するカトリック教会の立場』と題付けられた声明を発表し「厳然たるヒトの生命体である胚(はい)の作製は、生命倫理に反する」と反対立場を表明した。

  主教会議傘下の教理主教委員会と社会主教委員会の共同名義で発表された声明は「作製された胚でも明らかなヒトの生命体であり、したがって、ヒトの胚の実験は人間の尊厳性に逆らう行為」だと主張した。声明は、難病治療のためなら、倫理上に全く問題のない、ある程度分化した幹細胞から全能性をもった細胞質を発見するのが効果的だろう、との立場を示した。

  声明は、また「(黄教授の否認にもかかわらず)クローン胚研究は、誰かによって人類に数多くの災いをもたらすクローン人間を登場させるはず」と警告し「胚作製・クローンのためには卵子の確保が欠かせないが、女性が卵子を生産し寄贈する生物学的な道具に転落し得る」と憂慮の意を示した。

  主教会の曺圭晩(チョ・ギュマン)事務処長は「韓国社会は最近、黄教授の研究結果に熱狂するムードに包まれていて、若干の問題提起もない。この際、バランスの取れた生命倫理意識が必要とされる、との判断のもと声明を発表した」と話した。
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