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吉田修一氏「小説は偽りだが、偽りを語る時に真実が見える」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.09 15:29
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◆日本の乳児餓死事件がモチーフ

「この事件が諜報小説につながったことが私も不思議だ。子供たちの話を書きたかったが、悲しくて暗い話がよいと思った。初めは部屋に閉じ込められた子供たちを外から見る視点で書いた。そうするうちに同じ部屋の中から眺めると壁が見えて、外に出て行きたくなった。車にも乗って飛行機も乗って。もしかしたら部屋に閉じ込められた子供たちの視点で空想する世界を描いた話でもあるかもしれない」。

 
宇宙の太陽光発電をめぐる陰謀に対抗する過程で、日本と中国の次世代政治家が積極的に協力する姿も見える。「政治に対する信頼ではないが、信じてはいたい。むしろ政治家よりも若者にかける期待が大きい。各国の多くの友人を持つようになった近頃の若者たちが、新しいスタートの可能性だと思っている」。

吉田氏の作品では悪人も理解される部分がある。「悪い奴」だといって追い込まない。人間に対する肯定と思えるほどだ。「人間には良い面と悪い面が両方存在する。説明するのは容易でないが、人間が持つ悪という側面が絶対に嫌いだというわけではない」。

◆韓国映画『ベルリン』記憶に残る

『悪人』『パレード』など彼のさまざまな作品は映画やドラマにもなった。韓国映画を楽しんで観るという彼に、もし今回の作品が映画化されるなら韓国人諜報員のデイビッド・キム役は誰がふさわしいか尋ねた。映画『ベルリン』を印象深く観たという彼は「ハ・ジョンウ」と答えた。

◆吉田修一=1968年日本、長崎県生まれ。97年『最後の息子』で登壇。日本で大衆性と作品性を備えた作家と評されている。長編『パレード』『パーク・ライフ』『悪人』『横道世之介』『東京湾景』など。芥川賞と山本周五郎賞を受賞。


吉田修一氏「小説は偽りだが、偽りを語る時に真実が見える」(1)

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