韓国FIFAランキング58位…W杯シード配分で損する可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.17 08:29
数字は力が強い。サッカーは数字で技量を評価するのが難しい種目だ。それでも1カ月に1度、全世界209カ国を1位から最下位まで並べるFIFA(国際サッカー連盟)ランキングは、サッカーの実力を測る最も権威ある基準になった。関心の高さにともなってスポンサーまでついている。正式名称はFIFAコカコーラ・ワールドランキングだ。1993年に生まれたFIFAランキングはすでに20歳になった。
◆算定方式は=初めてランキングを導入した頃は不満が高かった。実際の実力に比べランキングが低く出てきた国は、「ランキングは信頼できない」と鼻でせせら笑った。だが年を経ながら算定方式が精巧に進化した。今は勝・無・敗だけでなく試合の重要性、相手チームや大陸別の加重値などを考慮する。同じ1勝でも相手チームと試合の重要性により点数が100点未満になることも1000点以上になることもある。だが1試合だけであらゆる事を評価はしない。最近4年間に行ったAマッチが全ての基準になり、最近の試合ほどポイントにより大きな影響を与える。1度でも1位になった国はドイツ・ブラジル・イタリア・フランス・アルゼンチン・オランダ・スペインなど7カ国だけだ。
◆58位に転落した虎=12日に発表された9月のランキングで韓国は、先月より2ランク落とした58位になった。1年前と比較すると27位から31ランクも落ちた。チェ・ガンヒ元代表チーム監督(54)は、ワールドカップ(W杯)本戦進出という結果を出したが昨年9月から急激に下方曲線を描き、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(44)就任後も1勝3無2敗と振るわなかった。アジアサッカー連盟(AFC)加盟国のうち日本(42位)やイラン(48位)、豪州(53位)はもちろんウズベキスタン(57位)にも追い越された。来月のブラジル(8位)、マリ(38位)との評価試合で負ければ70位圏まで転落しかねない。