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<ノーベル賞の話>どんな研究をすれば韓国もノーベル賞が取れるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.01 09:04
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ノーベル賞受賞者が発表される毎年10月になると、韓国のメディアはノーベル賞受賞者が韓国から出ない理由として、基礎科学の冷遇と研究費不足を指摘しながら政府を批判する。これまでありとあらゆる処方策が登場したが国内にはまだノーベル賞を受賞できるほどの科学者がいない。なぜなのか。一言で言えば、問題に原則的にアプローチするだけで、核心イシューに対する省察がないためだ。例えば、数多くの種類の基礎科学のうち、どの分野をどのように支援するかについての議論がないということだ。

このような側面で、ことしのノーベル賞は私たちに示唆する点を提供してくれている。生理学・医学分野の受賞者である日本の大隅良典氏は激しい競争がいやで他の人が関心を持たなかった酵母の液胞を研究してオートファジー現象を発見した。大隅氏が初めて論文を出した時は、科学的に興味深い発表のひとつに過ぎなかった。ところが大隅氏の発見が人体疾患の解釈とむすびついて大きな反響を呼んだ。

 
分子マシンを設計し、これを合成した化学分野受賞者3人の研究とは状況が違う。この概念は以前すでに提示されたことがあり、特定状況で合成ができることが分かっていたが、その活用価値は制限的だった。だが、汎用的な分子マシン合成技術を開発する場合、学問的にはもちろん実用的次元でも「テバク(大当たり)」になる成果であることは周知のことだった。そうした中、1983年にジャン=ピエール・ソヴァージュ氏が初めて分子を機械的に操作して輪を作り、これを回転させることができる分子を作った。化学的方法論の新たな可能性を示した結果で、産業の新しい地平が開くことができるほどその潜在力も大きい。受賞者3人の各氏は多数の特許を持っていて、産業体と密接な関係を築いているのもうなずける。

今回の業績の共通点はインパクトが大きかったということだ。だが、この2分野の受賞者の間には興味深い違いがある。大隅氏は自分だけの領域を切り開こうという意図で研究を始めたが実験結果の拡張性はよく分からなかった。大隅氏の研究は実験すれば何か結果を得られるというような種類の科学だった。半面、化学者3人の研究は、その重要度は明確だったものの失敗の確率が高かった。前者は結果の価値は不確かだが「掘れば何か出てくる」基礎研究であり、後者は成功した時の影響が大きい「何かを作る」高危険度の目標指向的な課題だった。韓国のように研究費が限定されている状況でこの2つの異なる性格の研究をどのようにミックスしてポートフォリオを作り、どのように予算を配分すれば効果が最大化できるのだろうか解決のカギは総論的な論争でなく実践のディテールを作るところにある。

キム・ソニョン/ソウル大生命科学部教授

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