北朝鮮に「脱北者情報」渡した４０代女性を調査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.13 08:49
慶北（キョンブク）警察庁は慶山市（キョンサンシ）に定着した４０代の脱北女性Ａ氏を国家保安法違反容疑で調査をしていると１２日、明らかにした。
この女性は２０１１年に脱北した後、喫茶店や食堂などで働いて大邱（テグ）・慶尚北道地域の脱北者の住所や携帯電話番号、生活状況などの個人情報を収集し、その一部を北朝鮮に渡したものと警察はみている。
警察側は「昨年、脱北者情報を収集している女性がいるという諜報を受けて追跡を始め、相当量の証拠を確保した」と話した。
警察はＡ氏が脱北したあと国内にいる北朝鮮工作員に抱き込まれたか、そうでない場合は偽装脱北の可能性を探っている。また、国家情報院の協力を得て共犯者の有無も確認中だ。