【コラム】米国のインド・太平洋外交戦略が韓国に示唆する点(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.16 16:25
2年間の混乱の末にドナルド・トランプ政府のアジア戦略が姿を現している。マイク・ペンス米副大統領はワシントンポスト(WP)の投稿文と先月ハドソン研究所の演説で「自由で開放されたインド・太平洋」の外交戦略に関して説明した。この戦略の意味、そして、それが韓国に示唆する点は何だろうか。
インド・太平洋地域の地理的範囲は多少曖昧だが、重要な点はトランプ政府が関心事の範囲を北東アジア・東南アジアからインドまで拡張しようとしているということだ。ペンス副大統領はインド・太平洋外交戦略の3本柱として繁栄、安保、正しい政府への支持を提示した。各項目に対するトランプ政府のアプローチは過去の政府とは異なる。この違いに注目する必要がある。