韓国人オ・ヒ氏、米エール大数学科で初の女性終身教授に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.30 16:55
高校を卒業した後、漠然と医大に進学することを考えていた。しかし予想以上に大学入学学力考査の点数が低かった。第2志望だったソウル大数学科に合格したが、「ずっと学校に通わなければいけないのだろうか」と迷った。「ひとまず勉強をしてみてから考えてはどうか」という指導教授の勧めで渋々と始めた数学の勉強。しかし新たな面を発見した。知らなかった数学の面白さに没頭した。
1992年に大学を卒業した後、米国に渡った。97年にエール大数学科で博士学位を取得し、ブラウン大学の教授(2006年)になった。留学をしてから21年。米アイビーリーグ名門大、エール大数学科の終身(テニュア)教授になった。1701年に設立されたエール大の数学科に、女性終身教授が任用されたのは初めてだ。