3日間のソウル粒子状物質「爆撃」…道路の粉じん、普段の2.5倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.16 15:38
ソウル首都圏に粒子状物質非常低減措置が発令されて3日目の15日、ソウル市内は灰色一色だった。中でも江南区(カンナムグ)はPM2.5の濃度が一時179マイクログラム/立方メートルまで高まるなど最悪の状態だった。この日午前、江南区一帯で道路の粉じん除去作業を行う路面清掃車の現場を追った。江南区庁前から出発して鶴洞路(ハクドンロ)を往復し、江南大路を経て島山(トゥサン)通りに達する約10キロ区間だった。
記者がユさん(68)が運転する清掃車の補助席に乗り込んだのは午前10時50分ごろだった。比較的閑散としている時間帯だったがこの日は特に多くの車両が目についた。ユさんは「粒子状物質警報が下されたが江南では車がむしろ増えた」という言葉が挨拶代わりになった。