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【取材日記】THAADはTHAADで、サッカーはサッカーだ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.23 14:03
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中国湖南省長沙で開催される2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選6次戦(23日午後8時35分)は、韓中両国いずれも退くことのできない対戦だ。韓国は、W杯本戦9回連続進出の可能性を高められる機会だ。本戦進出の可能性が希薄な中国にとっても今回の対戦は特別だ。長沙は中国人に「建国の父」と呼ばれる毛沢東元国家主席の故郷だ。中国のサッカー代表チームが8回のAマッチで4勝4分けを記録し、一度も負けたことのない「祝福の地」でもある。中国人は今度こそ「恐韓症」を克服する絶好の機会だと捉えている雰囲気だ。

この韓中両国の正面対決は「THAADマッチ」という変な別名で呼ばれている。韓国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)体系の配備を決めた後、中国内の反韓感情が高まったという現地の報道が相次ぎながら登場した用語だ。長沙は中国内でも情熱的なサッカーファンが多い都市だ。熱い応援熱気が反韓情緒とかみあって競技場内外で不祥事が発生する可能性があるという懸念も出ている。取材陣と応援団の安全を懸念した大韓サッカー協会は「長沙ではできる限り、外出を控えて余計に現地の人たちを刺激するようなことはやめるように」と呼びかけている。

 
20日、長沙に来てみたところ、現地の雰囲気は物静かな方だ。北京と上海など大都市では韓国商品の不買運動が起きているという話を聞いたが、こちらで韓国人を敵対視する雰囲気は感じることができなかった。空港の入国審査員・公安などは人々に「サッカーのために来たか」と優しく声をかけている。

長沙のあるタクシー運転手は「中国がロシアと仲良くしているように韓国が米国との関係を維持するために努力していることが理解できる」としながら「韓国と中国がここ数年、いくつかの問題で対立して残念だが、それは両国政府の問題だ。われわれは韓国人を嫌わない」と話した。

サッカー代表チームの訓練場で出会った中国記者らの反応も大きく変わらなかった。ある中国記者は「THAADに対して正確に分からないながら『われわれに何かを狙っている』という点のために不快感を覚える中国人が多い」とし、「それでも中国でサッカー試合とTHAADをからんで考える雰囲気はない。競技場で過激なファンに会うかもしれないが、そのような人々は世界中どこにでもいる」とした。

サッカーはナショナリズムによって支えられるスポーツだ。しかし、政治的問題は徹底して排撃する。1世紀を超えた長い歳月の間、サッカーが世界の人々から愛されてきた秘訣でもある。グラウンドで注目すべきことは、22人の選手とボールだけだ。勝敗を問わず、今夜韓中両国の若手選手らのフェアプレーを期待する。

ソン・ジフン/スポーツ部記者

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