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慰安婦強制動員の否定はホロコーストを否定するようなもの(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.04 10:46
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--慰安婦強制動員を立証する資料は多い。慰安婦被害者もまだ生存している。それでもなぜ日本は強制動員を否定するのか。

「真実を追求しようとする献身さがないからだ。進んで事実を歪曲しようとする意図のためでもある。現在の信念のために過去に対して嘘をつくということだ。人々の関心を引こうとする欲望もある。そうでなければ注目されないから」

 
--数多くの陰謀説が全世界的に広がっている。なぜ人々は情報があふれる情報化社会でも陰謀説に陥るのか。

「5つの要因がある。最初に、パターン探し。意味のない情報の中から意味あるパターンを見つけようとする傾向だ。偶然や無関連の事件を連結しようとするものだ。2つ目、秘密機関の謎。水面下で自然の力と歴史を調整している秘密機関があると信じる傾向だ。3つ目、全世界的な一貫性。世界のすべてのことが互いに関連しているとみる傾向だ。4つ目、確率と偶然の法則に対する無知。すべてのことはある理由のために起きており、偶然はないと信じる傾向だ。すべての偶然な事件は、実は意味を持って関連していると考える。5つ目、認知不調和。重大な結果も何でもない小さな原因のせいで起きうることに対するに心地悪さだ」

--人々は身近にあるがゆえにSNSのコメントを簡単に信じる。そのためSNSが類似科学と陰謀説をまき散らす媒介体にもなっている。

「インターネットは印刷メディアとともに善意の道具であると同時に悪の道具でもある。印刷術は私たちにシェークスピア作品と共にヒトラーの『我が闘争』を与えた。インターネットは私たちにウィキペディアのような無限の無料知識を提供するがネオナチの温床でもある」

--どのようにしたらニセ情報を克服することができるだろうか。

「批判的に考える方法を身に付け、そして懐疑的に考えることだ」


慰安婦強制動員の否定はホロコーストを否定するようなもの(1)

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