韓国の俳優カン・ドンウォンが第７１回カンヌ国際映画祭開幕式のレッドカーペットイベント現場にサプライズ登場した。

カン・ドンウォンは８日（現地時間）午後、フランス・カンヌのパレ・デ・フェスティバルで行われた第７１回カンヌ国際映画祭開幕式に黒のタキシードを着てレッドカーペットを歩いた。今回のカンヌスケジュールは韓国では知らされていないものだった。

今回カン・ドンウォンはカンヌ映画祭に初参加した。昨年、カンヌに姿を見せたこともあるが、これは公式日程ではなく、海外映画関係者とのミーティングのためのものだった。

レッドカーペットイベントでのサプライズ登場は、カン・ドンウォンの国際舞台での活動の一部とみられる。カン・ドンウォンは現在、初のハリウッド映画『Ｔｓｕｎａｍｉ　ＬＡ』（原題）を撮影中だ。多くの製作費が投じられた大型ブロックバスターで、カン・ドンウォンのキャスティングが韓国内で多くの話題を集めていた。

一方、今年のカンヌ映画祭では２本の韓国映画を見ることができる予定だ。コンペティション部門に進出したイ・チャンドン監督の『Ｂｕｒｎｉｎｇ』が１６日午後６時３０分のワールドプレミア公式スクリーニングを通じて公開されるほか、１７日午後１２時３０分からは記者会見が行われる。また、非コンペ部門「ミッドナイトスクリーニング」に招待されたユン・ジョンビン監督の新作『Ｔｈｅ　Ｓｐｙ　Ｇｏｎｅ　Ｎｏｒｔｈ（工作）』は、１１日にカンヌ・リュミエール大劇場で初上映される。