<Mr.ミリタリー>「北核に備えて放射能防災システム刷新を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.08 13:03
北朝鮮の6回目の核実験後、豊渓里(プンゲリ)核実験場から西側に約80キロ離れた中国吉林省長白朝鮮族自治県では平均放射線量率が普段の104.9ナノグレイから7日には最高112.5ナノグレイまで上がった。徐鈞烈(ソ・ギュンリョル)ソウル大原子核工学科教授のインタビューがこの日、オンライン上で関心を集めたため、新たな内容の質問・答弁まで反映して紙面に整理した。徐教授は「放射能が地下水に流れ込んだ」と懸念を表した。
米ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」が最新、衛星写真を公開し、過去5回の核実験よりはるかに広い地域でより多くの土砂崩れが発生したと伝えた。放射線量率の上昇は風、雨、宇宙線などの影響かもしれないという指摘に対し、徐鈞烈教授は「今回の6回目の核実験のような爆発力なら花こう岩の塊りの万塔山(マンタプサン)も耐えられない。ソウル上空で爆発したとすればソウルはグーグルマップから消えただろう」と話した。