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【取材日記】告白する、中国企業を知らなかった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.29 09:17
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記者である私が中国企業をよく知らなかった。一部韓国企業の技術力が日本を抜いて世界の頂上に上がったことだけ知っていた。中国企業はまだ追撃者だろうと思っていた。

ギャラクシーノート7のバッテリー問題を振り返ろう。問題が熱くなるとすぐ原因に関心が傾いた。いったいだれが不良バッテリーを作ったのだろうか。取材をしてみるとバッテリーセルの製造はサムスンSDIの韓国工場が、最終組み立ては中国の協力会社が担当した。これなのだな。「中国で組み立てたサムスンSDIのバッテリーが欠陥を起こした」という記事が出た。ネットユーザーはすぐに反応した。「そんなことだろうと思っていた。なぜ信じられない中国企業に組み立てを任せたのか」というコメントが主流だった。

 
結果的に半分は合っており半分は間違った記事になった。バッテリーが中国で最終組み立てされたというのは合っている。だが欠陥の原因は韓国の工場で作ったバッテリーセルだった。全量リコールに乗り出したサムスン電子の救援投手はだれだったのだろうか。逆説的に中国のバッテリーメーカーのATLだ。アップルのiPhoneシリーズにバッテリーを供給してきた底力のある会社だ。ノート7はサムスンSDIからの納入を切り、全量ATLのバッテリーだけ使うことにした。中国企業の技術力に偏見を持っていた記者も、「そんなことだろうと思っていた」と首を振っていた読者らも不意打ちを食らったようなものだ。

中央日報9月21日付に1回を報道した「中国の未来、深センに行く」5回企画記事を準備しながらこうした衝撃を受けたのは1回や2回ではない。世界の株式時価総額500大企業に中国企業がどれだけ含まれているだろうか。28日基準で香港・中国証券市場の上場企業だけでも47社だ。ニューヨーク証券市場に上場された企業を含めれば50社を上回る。巨大な内需市場と政府の庇護を得た国営企業が大部分だとさげすむ人たちもいる。国営企業が全体の数字を膨らませたのは事実だ。だが、9位のアリババ、11位のテンセント、129位のバイドゥ、293位のJDドットコムのようなそうそうたるIT企業が猛威を振るっているのはどうなのか。

500位に含まれた韓国企業は7社だけだ。サムスン電子の25位を除くと323位の韓国電力はそれなりに上位圏だ。残りの企業はすべて400位圏だ。

最近記者の知人は高校進学を控えた娘とともに中国旅行に行くと言っていた。話すたびに「中国はだからだめだ」と中国をおとしめる発言を日常的に行う娘に中国がどれだけ侮れない国なのかを見せてやろうということだ。この娘は良い父親を持ったおかげで世の中を正しく見る機会を持つだろう。中国を知る機会がなく中国製品をばかにし中国人を冷遇する韓国人はまだとても多い。企画取材後に受けた衝撃をある中国市場専門家に打ち明けて返ってきた返事がずっと耳の中をぐるぐる回っている。「そうです。中国を軽く見る国は韓国だけだというじゃないですか」。

イム・ミジン産業部記者

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