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【噴水台】憂鬱な学閥社会の終焉=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.02 10:10
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過去、英紙「ザ・タイムズ」を見て驚いたことがある。ケンブリッジ大卒生を成績によって5等級に分けた後、実名を入れた記事が出たではないか。プライバシー重視の風土で、今はケンブリッジ大が唯一の成績公開大学になったが、ついこの前まではすべての英国の大学がこの伝統を守っていた。

以前は個人別席次を、それも本人に知らせる前に公開したという。だが、「ひどい」という批判によって、成績は5等級に、公開時期も本人通知後に変えた。もちろん学生らは成績公開に絶対に反対だ。それでも「勉学に役に立つだけでなく、学士学位が社会的に認められるようになるなら、個人別達成度も公開しなくてはならない」という主張が反対派をおさえた。英国には卒業生ネクタイというものもある。出身学校の象徴で、就職面接の時に締める。あえて学歴を明かさなくても、試験官はそのネクタイを見るだけで出身校を瞬時に知ることができる。こんな学閥社会は他にない。

 
韓国だけが特別な学閥社会のようだが、決してそうではない。日本や中国はもちろん、米国でもコンサルティング会社などはアイビーリーグ出身者でなければ到底入れない。圧倒的な名門大がないというドイツでも分野別に最高の学校というものは存在する。

名門大出身だからということですべての恩恵を享受するというのは正しくない。だが、学歴の価値を低く評価をするのも間違いだ。平均的に良い学校出身であるほど業務成果が優れているということは客観的事実だ。米大企業役員のうちアイビーリーグ出身者の年俸は他大学の卒業者より24.4%高いという。業務成果と年俸が連動する国が米国だ。

アジアの成功秘訣を論じる時、「実力主義(meritocracy)」の伝統を挙げる人が多い。世襲身分がなくても個人の能力で成功できる社会だったから発展が可能だったという。特に、科挙制度が施行されていたこの地では、誰もがこの試験に合格さえすれば出世の道が開かれていたし、この伝統は考試につながった。

最近、学閥社会の清算を追求してきた市民団体「学閥のない社会」が自主解散したという。目的が達成されたから解散したのであれば良いのだが、その背景が聞いてあきれる。「名門大出身も職場探しに苦労しているなど、学閥さえも資本の前では無力な状況であるため解体することにした」というのだ。名門大出身だけが横行する社会も問題だが、世襲資本があらゆる物事を掌握する世相はさらに深刻だ。その上、名門大に入るためには勉強は一生懸命しなければならないではないか。「銀のスプーンと箸」を手に生まれてきた(=裕福な家庭に生まれてきた)というだけで良い職場に権力、名誉までもすべて手に入れるというのはとても不公平だ。一生懸命勉強すれば成功するという最低限の原則まで揺らいでしまってはいけない。

ナム・ジョンホ論説委員

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