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アベノミクスが起こした金融市場の魔女、円キャリートレードが円安をあおる(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.06 10:03
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円安が激しくなるほど日米の銀行にとってはともに利益となる。円が借り入れた時点より返した時点でさらに下がっていれば、日系銀行は同じドル資金でより多くの円に換金できる。日系銀行が得る為替差益はそれだけ大きくなる。また、米国系銀行とヘッジファンドは円キャリーのおかげでニューヨークやロンドンの資金市場よりはるかに安い資金の供給を受けられる。国際決済銀行(BIS)エコノミストの服部正純氏が最近報告書で「円キャリーに参加した日米の都市銀行とヘッジファンドが円安のため事実上神聖同盟を結んでいる状態」と寸評するほどだ。

ウォール街の専門家らは米ドル基準で円が110円台まで落ちるとみている。これは円キャリーの影響を考慮していない予測だ。ロイターは専門家の話として、「円キャリーが増えるほど円は予想よりさらに多く落ちることになる」とした。円が110円台よりさらに下がる可能性があるという話だ。

 
円キャリーは1994年以降3回にわたり猛威を振るった。97年と2001年、2007年だった。日本国内の低金利に失望した主婦(ミセスワタナベ)が円キャリーに積極的に参加した。いわゆる“ミセスワタナベ症候群”だ。だが、取り引き規模などから円キャリーの主人公は日系銀行だ。

円キャリーはホットマネーの性格が強い。米プリンストン大学のシン・ヒョンソン教授は2012年11月に発表した報告書で、「キャリートレードは金融通貨政策や経済成長率などマクロ経済変数のニュースにとても敏感だ」と説明した。中央銀行の通貨緊縮などで金利差が減り逆転する兆しが見えればあっという間に引き上げる。

実際に97年のアジア通貨危機、2001年のドットコムバブル崩壊と9・11テロ、2008年の米国発金融危機などが発生すると円キャリー資金は急激に日本に戻っていった。それでなくても不安な世界の金融市場をさらに揺るがした。円キャリーが世界市場の魔女と呼ばれる理由だ。




アベノミクスが起こした金融市場の魔女、円キャリートレードが円安をあおる(1)

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