韓日関係の将来が視界ゼロに近い。 独島(ドクト、日本名・竹島)に関する盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の談話に対し、小泉純一郎日本首相は「そうしたところで損をするのは韓国側」という冷笑混じりの反応を見せた。 日本外務省の周辺からは「盧大統領任期中には韓日関係が執行猶予状態に入るしかない」という声が聞こえてくるという。 盧大統領が「日本が誤った歴史を美化し、それを根拠とする権利を主張するかぎり、韓日間の友好関係は決して成り立たない」と背水첂陣を敷いたため、そうなるしかない。
盧大統領が「自分の任期中には日本との過去の問題を提起しない」と述べた04年7月の韓日関係は、痕跡もなく蒸発した感じだ。 一衣帯水の韓日関係がどうしてこうした破局を迎えたのか。 いま日本の対外政策、中でも韓半島政策を主導する小泉首相-安倍晋三官房長官-麻生太郎外相の3人の血統を見ると、‘なるほど’と思う答えが得られる。