6400億円の財布を開く590万人の中国人観光客を引き込め…韓国・日本・タイ・欧州が競争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.29 08:57
中国建国記念日の国慶節連休(10月1-7日)を控え、世界の観光・流通業界が期待を抱いている。沈滞する景気に中国人観光客特需で活気を吹き込もうとする各国の競争も激しい。
中国観光研究院によると、今回の国慶節連休中に約5億8900万人の中国人が国内外の旅行を計画し、うち590万人が海外に出ると予想される。中国人の海外旅行客が使うお金は相当な金額となる。27日の上海デイリーは「海外旅行をする中国人観光客は1人あたり平均6500元(約105万ウォン)-7500元(約120万ウォン)を支出するだろう」と報じた。1週間に海外で6兆ウォン-7兆ウォン(約6400億円)を使うということだ。韓国では支出がさらに多い。韓国観光公社によると、昨年訪韓した中国人観光客1人あたりの平均消費額は約250万ウォン(約23万円)だった。