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ビクター・チャ落馬の背後にはマクマスター対ティラーソンの権力暗闘あった(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 13:09
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昨年11月13日夜フィリピン・マニラのインターコンチネンタルホテル。

ドナルド・トランプ米国大統領のアジア5カ国歴訪の最終日、随行記者との非公式の打ち上げパーティーでハーバート・マクマスターホワイトハウス国家安保補佐官に質問が続いた。

 
「レックス・ティラーソン国務長官が『対北朝鮮問題において米中間に制裁と圧迫の他に対話による平和的解決にも意見の一致を見た』とし、『良いことだ(Good working)』と言いましたが…」。

当時、マクマスター氏に質問を投げかけた記者によると、マクマスター氏は真顔になり、すぐに「それはレックス(ティラーソン)の個人的考えだ。我々トランプ政府の考えではない」と反論したという。気まずくなった雰囲気に感づいた近くの国家安保会議(NSC)職員が急いで話題を変えたが、すでにホワイトハウス内では「マクマスター・ティラーソン対立」は公然の事実だ。

どうにか北朝鮮との対話を模索しようとするティラーソン氏と「対話で解決されることではない」というマクマスター氏の間の気力の戦いで米国国務部とホワイトハウスの不協和音はあちこちで高まっている。

今回のビクター・チャ駐韓大使内定者の人事が撤回された背景にもこのような力学関係が敷かれている。ワシントンの核心関係者は1日、「国務部は今回のビクターの人事人撤回事実を知らずにいた」と伝えた。「もしかしたら…」程度の疑問を感じた者は一部いたものの国務部の誰も駐韓大使内定者が撤回される事実を知らないというコメディのような状況が展開されたのだ。

撤回の事実が知らされたのはビクター・チャ氏本人が撤回発表(現地時間30日)の2日前である先月28日、「私がこの政府のポジション(駐韓大使)に検討された時…」という「過去型」の寄稿文をワシントンポスト(WP)に送ったことで明らかになった。おかしいと感じたWPホワイトハウス出入りの記者がホワイトハウスに「寄稿文にすでに撤回が既定事実化されている」と促し、最終的に確認を得たという。その確認もまた、国務部ではなくマクマスター氏が率いるホワイトハウスNSCの役目だった。

こうなっては北朝鮮との対話のために現場を飛び回るジョセフ・ユン国務部対北朝鮮政策特別代表に対してはNSC内で「ドリーマー(dreamer・夢見る人)」という呼び方でバカにしたりする。

問題は、このような状況であるため国務部幹部もどうにかして席を離れようとしているという事実だ。ティラーソン氏の力が弱まっていることに感づいたためだ。一時、国務部東アジア太平洋次官補として議論されたランダル・シュライバー氏もこれに感づいて国防部へ席を移した。国務部内外では「国務部にはティラーソンとマーガレット、スーザン・ソーントーン、ジョセフ・ユンの4人しかない」という恥じ入る思いの混ざった嘆きも出ている。

ジョージWブッシュ政権で特許商標庁の幹部生活を送った海軍将校出身の長官秘書室長マーガレット・ピーターリン氏、ティラーソン氏の側近であるソーントーン東アジア太平洋次官補、そして今年8月頃引退説が飛び交うジョセフ・ユン氏だ。特にマーガレット室長はティラーソン氏の目と耳を掌握して国務部内円滑な疎通を遮る要人としても挙げられる。ホワイトハウスとの不通だけでなく内部(国務部)の不通まで重なり、ティラーソン氏の位置づけは1人浮いている状況だ。このような隙に急速に食い込んでホワイトハウスが「事実上の国務長官」として力を与えているのがニッキー・ヘイリー駐国連大使だ。

トランプ氏が苦境に立たされるたびに「ホワイトハウスの人々は祖国を愛し、大統領を尊敬している」「誰も大統領の(精神的)安定性に疑問を提起しない」とし、援護射撃を惜しまない。トランプ氏もヘイリー氏を配慮して国連安保理理事国大使らと定期的に昼食をとるほど信頼を与えている。ヘイリー大使はティラーソン氏が対北朝鮮の融和路線を強調するたびに「北朝鮮の完全な非核化がなされる前まではどんな対話も真剣に受け入れないだろう」と180度異なる主張で一線を画している。誰が長官で誰が大使なのか混乱するほどだ。ヘイリー氏はティラーソン氏が退いた場合、次期国務長官に最も有力だ。


ビクター・チャ落馬の背後にはマクマスター対ティラーソンの権力暗闘あった(2)

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