【取材日記】2017年慰安婦被害者に生まれ変わった少女たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.10 08:05
「皆さん、なぜこれほど美しいのですか。サランヘy(愛してます)」。90歳のおばあさんのしわが多い顔に満面の笑みが浮かんだ。彼女の少女時代をモチーフにした「平和の少女像」の前に集まった10代の女子学生を孫のように感じているようだった。9日午後、ソウル中学洞(チュンハクトン)の旧在韓日本大使館の前で旧日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(90)が演壇に立つと、約1000人の学生と市民は「サランヘヨ(愛してます)」と叫びながら手でハートの形を作った。
この日開かれた水曜集会は第5回世界日本軍慰安婦メモリアルデーを記念する意味があった。世界連帯集会のテーマは「2017金学順(キム・ハクスン)、生まれ変わって叫ぶ」だった。故金学順(キム・ハクスン)さんは1991年8月14日に旧日本軍慰安婦被害を初めて公開証言した人物だ。8月14日は2013年から「慰安婦メモリアルデー」に指定され、毎年、数カ国で記念されている。