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【コラム】答えを1つだけ強要する「正解社会」の副作用=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.21 13:30
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32年前に体験した、あきれるような話だ。釜山(プサン)から済州道(チェジュド)行きの旅客船に乗って新婚旅行に向かうところだった。8月中旬なので日差しも強く、気軽に半ズボンをはいて甲板に出ていたが、突然ある船員が「風紀びん乱(?)」と指摘して部屋に戻れと言うではないか。もっとも短いスカート・長髪の取り締まりが終わってからいくらも経っていない時期だったからそんなこともあるだろう。だが、なぜ長いズボンはよくて短いズボンはだめだというのか。

理由は、長いズボンがその当時の社会が定めた「正解(Right Answer)」だったからだ。だが、このような両極端な見方から抜け出せば結果は違う。いくつか答えになりうる「良い解答(Good Answer)」の観点だ。答えを決めずに開放しているため自身の独創的な考えが入る可能性がある。明らかに半ズボンは夏の衣服の1つに過ぎず、間違った答えではない。

 
問題は歳月が流れたにもかかわらず、韓国社会が依然としてさまざまな解答よりも1つの正解だけを探す文化に浸っているという点だ。事実それしか方法がない。学生の時から衣食住の大部分を国家が決めてくれたように生きてきたのだから。制服を着て、集団給食を食べ、学校・クラス・先生・科目など人が決めたことをあまりにも当然のように受け入れた。試験は学生たちの創造的な答案よりも教育部が定めた解答を時間内に探す「試合」」になってしまった。大学も同じだ。教授が話したことを答案用紙で提出してこそAプラスをもらうということだ。

だが留学中に感じた米国教育は違っていた。最も印象深かったのは「ブレイン・ウォッシン・クラス(Brain Washing Class)」だった。今までに習った経済学の知識が間違っていたので頭脳を「洗浄」しようという講座だ。中でも白眉はノーベル経済学賞受賞者の主張がいかに間違っていたのかを解きほぐすというものだった。私たちが数学オリンピックのように時間内に答えを探すことには強いが、もともとノーベル賞受賞や世界的な大家がなかなかいない理由は、まさにこのような教育的な差のためだ。

国家政策も1つの正解を決めておくようだ。例えば企業政策は大きいのは悪く、小さいのは良いという図式だ。そのうちに大企業は規制対象、中小企業は支援対象になる。しかし先進国はもはや企業の「サイズ(Size)」で規制はしない。むしろ企業を育てて「グローバルチャンピオン」に成長させるという。


【コラム】答えを1つだけ強要する「正解社会」の副作用=韓国(2)

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