潘基文氏、済州フォーラムの晩さんまで遅らせながら大統領選挙の質問にひとつひとつ回答
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.27 10:30
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の大統領選挙出馬に関する発言はほとんどが隠喩的で迂迴的だ。それでもすべてのメディアが「出馬示唆」と解釈した。これには理由がある。参加者が現場で受けた強い印象のためだ。「来年1月1日に韓国の市民としていかなる仕事をするべきか深く考えて決心する」という発言が出てきたのは、25日済州(チェジュ)ロッテホテルで開かれた寛勲(クァンフン)クラブ役員陣との懇談会だ。4月に寛勲クラブからの要請で実現したこの懇談会は、当初は「非公開開催」「政治関連の質問は自制」という2つの条件が付いていた。
だが、実際に懇談会が始まってみると、潘氏の応答態度ははっきりしたものだった。特にぶつけられた質問のほとんどに答えた。「大統領をするという考えはしたことがないが、自生的にこのような話が出てくるということに対して誇らしく、またありがたく思う」「米国大統領候補も70歳、76歳だ」などの発言はそのような中から出てきた。