【社説】「韓半島信頼プロセス」放棄後の戦略はあるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.18 14:10
朴槿恵(パク・クネ)大統領が金正恩(キム・ジョンウン)政権に強い圧力を加える封鎖政策に北朝鮮戦略を全面修正したのは避けられない側面がある。こうした転換は、国際社会の憂慮と糾弾に対抗して核・ミサイル挑発を強行した北朝鮮の責任だ。
朴大統領は一昨日の特別演説で「北の政権が核開発では体制崩壊を早めるだけだということを悟り、自ら変化するしかない環境を作るために、強力かつ実効的な措置を取っていく」と宣言した。「開城(ケソン)工業団地の全面中断は国際社会とともに取っていく諸般の措置の開始にすぎない」とも述べた。