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【時視各角】シンクホールではなく、地下無政府だ=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.22 16:52
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殺人ダニとフタトゲチマダニ、新型肺炎と重症急性呼吸器症候群。営利病院と投資開放型病院。

似ているようで違った印象を与える用語だ。印象だけが違うのではなく現実的な波及力にも違いが生じる。殺人ダニとフタトゲチマダニが与える恐怖感は違う。重症急性呼吸器症候群は新型肺炎よりも疾患の属性をくっきりと表わす。営利病院には反対するが投資開放型病院には賛成するかもしれない。このように私たちが使う言葉は中立的・客観的になれない。それぞれ社会的脈絡が違って構成される。

この頃流行しているシンクホールと、地盤沈下・地表陥没・空洞はどうだろうか。シンクホールを言語そのままに解きほぐせば、地面がへこみながらできた穴だ。シンクホールから水が降りて行くように土地が地下に引き込まれながら出現した空間だ。このように定義すれば地盤沈下・地表陥没・空洞と違わない。だが社会的に構成されたシンクホールはもう少し複雑性を帯びることになる。

 
もともとシンクホールは地下岩石が溶解したり洞窟が崩れたりしてできた漏斗または円筒形の水たまりを言う。水によく溶ける石灰岩が広く分布した地域でよく見かける。花こう岩地盤が発達した国内で自然的なシンクホールは珍しい。都市のシンクホールが初めてあらわれてきたのは産業革命以後の英国だ。深くて黒い水溜りがいきなり出現した。人々はしばらく原因が分からない恐怖に震えた。廃鉱の穴が崩れたり地下水が出たりしながら地盤沈下が生まれるという事実を、しばらく後になって知るようになる。

ここ数年間に国内でも「シンクホール」が刻印されたのは、すさまじい海外トピック写真のためだった。グアテマラ市に建物20階建て深さの穴が発生(2010年)、米国オクラホマでトラクターが入るほどの穴が出現(2012年)、中国河北省で直径50メートルの大穴発生(2013年)、シベリア原野で直径80メートルの超大型穴を発見(2014年)…。奇怪な写真のそばには「悪魔の穴」「UFOの出入口」「自然の逆襲」といった刺激的なタイトルがついていた。世界のあちこちでできたシンクホールはスマートフォン・SNSにのって急速に広まった。いつのまにか私たちの社会でシンクホールの意味は、発生の原因が分かりにくく備えることも大変な、大きくて深い穴ということになった。


【時視各角】シンクホールではなく、地下無政府だ=韓国(2)

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