<MWC2014>中国のIT総攻勢…韓国のブースを包囲(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.25 10:08
モバイルワールドコングレス(MWC)でもこれら企業の攻勢は激しい。24日に「ギャラクシーS5」を公開するサムスン電子を牽制するように中国企業もこの日を前後して一斉に新製品を公開している。ZTEは低価格端末メーカーのイメージを脱却するためプレミアム級アンドロイドOS機器を多数展示した。特にフルHDディスプレーと1300万画素、3200ミリアンペアバッテリーを搭載した「グランドメモ2LTE」はサムスンのギャラクシーノートシリーズを狙った。またファイヤーフォックスOSを搭載したスマートフォン「オープンC」など多様なOS搭載戦略を公開した。
中国の“人海戦術”は展示場の配置にも表われた。MWC会場となる大型コンベンションセンターのフィラ・グランヴィアのホール3は韓国のサムスン、LG、SKテレコムをはじめ、IBM、ソニー、ノキアなどが大型ブースを運営する核心展示場だ。観覧客が最も多く訪れ、賃貸料も全8カ所のホールで最も高い。2012年からここにブースを出している華為、ZTE、レノボは毎年規模を拡大してサムスンとLGを包囲している。今年はサムスン電子のすぐ前に華為が、11時方向にはZTEが、2時方向にはレノボがブースを構えた。