70年代に現代(ヒョンデ)建設の最高経営責任者(CEO)を務め、中東建設のブームを起こした李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長が10日に中東を再び訪ねた。企業家ではなく大統領選の有力候補としてアラブ首長国連邦(UAE)ドバイを訪問したのだ。李前市長は、この日「第2の中東ブーム」を通じた韓国経済の復活に触れた。
同氏は「韓国経済のさらなる跳躍は、創造的かつ想像的なリーダーシップを通じてのみ可能だ」とした。ドバイは創意的な発想と創造的な国家経営で注目される所。李前市長の発言は、ドバイ統治者のシェイク・ラーシド首長を念頭に置いたもの。シェイク・ラーシド首長はドバイをこの10年間で不毛の砂漠から「アラブのシンガポール」に変ぼうさせ、全世界に「ドバイ・シンドローム」を広がせた。