<MWC2014>中国のIT総攻勢…韓国のブースを包囲(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.25 10:07
23日午後、スペイン・バルセロナのコンベンションセンター。中国の華為が「境界をなくせ(Live without Boundaries)」というテーマで新製品公開行事を行った。最初に壇上に現れた華為消費者事業部門のコリン・ジャイルズ副社長は「われわれは若くずっと成長している。機器も人もますますつながる社会で華為は話題の中心に立つだろう」と話した。
この日華為は自社初のウェアラブルコンピュータとしてヘルスケア用リストバンドの「トークバンド」と7インチのファブレット「メディアパッドX1」、新型LTEスマートフォン「アセンドG6 4G」など新作5モデルを一気に公開した。特に「メディアパッドX1」は華為のリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)がこの日の行事で「iPadminiは洋服のポケットに入らないが、X1はすっと入る。世界で最もコンパクトで薄いタブレットだ」と強調した製品だ。実際に重さ239グラム、厚さ7.18ミリメートルでiPadminiより小さく軽い。アルミニウム製の本体にフルHDディスプレーと1300万画素のカメラを内蔵した。価格は399ユーロで、欧州で200~300ユーロに販売されるアップルのiPadminiやサムスンの「ギャラクシータブ7.0」より高い。安い価格ではなく性能とデザインで正面勝負をするという意志だ。ユーCEOは「欧州からスタートするが、最後には日本と韓国市場にも進出する」と豪語した。