文大統領「雇用悪化、心が非常に重い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.21 09:53
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、「良質の雇用を増やすことを国政の中心に据えて財政と政策を運用してきたが、結果を見ると充分ではなかったということを認めざるをえない」と明らかにした。
文大統領はこの日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席・補佐官会議で「雇用状況が改善されず、むしろ悪化する様相を呈していて心が非常に重い」と述べた。
続いて文大統領は「政策が効果を出している分野はあるが、政策が効果を出せないか不足している分野がある。人口や産業構造調整、自動化とオンラインショッピングのようなすぐには解決できない構造的要因もある」とし「総合的な対策を立てて、特に雇用状況が厳しい分野と年齢帯に対してさらに多様かつ強力な対策を用意するように」と指示した。文大統領はまた、最近所得主導成長政策をめぐる金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相と張夏成(チャン・ハソン)青瓦台政策室長の葛藤説を意識したように「青瓦台と政府の経済チームがともに完ぺきなチームワークで、厳しい雇用状況に政府が最善を尽くしているという信頼を与え、結果に職を賭す決意で臨んでほしい」と述べた。