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<格闘技>韓国俳優キム・ボソン、近藤哲夫相手にロードFCデビュー戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.05 17:37
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50歳の俳優が異種格闘技に挑戦する。映画にでも出てきそうな話だが厳然たる現実だ。

この話の主人公は義理に厚いことで有名な俳優キム・ボソン(50)だ。革ジャンパーに黒サングラス、なびく長髪がトレードマークだった彼は、異種格闘技への挑戦を控えて頭を短くした。

2日、ソウル 江南(カンナム)の体育館でキム・ボソンと会い、なぜこの年齢で異種格闘技に挑戦することになったのか聞いてみた。キム・ボソンはグローブをはめたまま、20代の若者選手とのスパーリングを終えてリングから降りてきた。

 
「お会いできてうれしいです。義理!ハハハ」

荒い息づかいのキム・ボソンを見て、その「真心」が伝わってきた。キム・ボソンは10日、ソウル奨忠(チャンチュン)体育館で開かれる総合格闘技(MMA)ロードFCでデビュー戦に臨む。キム・ボソンの身体は引き締まり、その目は鋭かった。キム・ボソンは「運動量が多くて自然とやせた。大好きな酒の席も2カ月以上遠慮している」と明らかにした。

キム・ボソンは映画『トゥーカップス』『やくざ修業』シリーズに出演してアクション俳優のイメージを固めた。ボクシングやテコンドー(三段)で鍛えた引き締まった肉体のおかげだった。だが、MMAは全く違う領域だ。主催社のロードFC関係者は「キム・ボソン氏はパンチ力もあり、優れた運動神経の持ち主。だが、年齢のため体力的に大変だったようだ」と話した。キム・ボソンは「総合格闘技がこんなに大変なものだとは夢にも思わなかった。格闘技は自分との戦いだ。素人けんかの経験はあるのでパンチはいけると思っていたが、謙虚にならなければならない」と話した。キム・ボソンはまた「若いころに不良とのけんかで目をやってしまい、左目がほとんど見えない。けがを心配して格闘技への出場を反対する妻の許しを得るために土下座までした。右目は必ず守ると約束した」と付け加えた。

キム・ボソンが総合格闘技に挑戦状をたたきつけることになったのは「義理」のためだ。キム・ボソンは今回の大会対戦料(非公開)はもちろん、大会収益金全額を小児がん患者に寄付するとしている。VVIP席(50万ウォン、約4万8600円)はすでに売り切れ、収益金は1億ウォンを越える見込みだ。キム・ボソンは「私が考える義理にはいくつか種類ある。友人間の義理、正義の義理、そして最後が分け合いの義理だ。今回の大会出場はその分け合いのためだ。チョン・ムノンロードFC代表が赤字に甘受してくれたおかげで可能だった」と説明した。

「齢五十でなぜ今格闘技か」と尋ねると、キム・ボソンは「さまざまなボランティア活動をしてみたが、単なるイベント以上のことをしたかった。今回の挑戦を通じて人々が社会的弱者を振り返るよい契機になればと思う」と話した。キム・ボソンは格闘技大会出場を控えて漢字で「正義」と刻んだマウスピースを作った。そのマウスピースで競技に臨む考えだ。キム・ボソンは「大会が終わった後は今回の経験を基にした詩集も出すつもりだ。志のある出版社に出会えれば今回も収益金を寄付する計画」と話した。

相手は2歳年下の日本人ファイター、近藤哲夫(武士正、48)だ。元柔道選手の近藤は日本MMA団体であるACFを率いている。MMA公式戦績は3勝14敗だが決して扱い易い相手ではない。キム・ボソンの最後の夢は「義理」で世の中を変える革命家になることだ。

「ある人は私のことを『ドンキホーテのようだ』と言うが、多くの人々が私を応援して下さる。社会上流層になって金持ちになっても、素晴らしくなければ成功したことにならない。私の真心が人々の心を動かし、世の中がもう少し正しくて素晴らしい場所になればと思う」。

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    <格闘技>韓国俳優キム・ボソン、近藤哲夫相手にロードFCデビュー戦

    2016.12.05 17:37
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    キム・ボソンは生まれながらの俳優だった。50歳という年齢で格闘技に挑戦する彼は動作一つにも手を抜かない。
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