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【時視各角】精神科医師が見る崔順実事件(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.31 16:41
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「さらに注目すべきことは1980~98年の長期間の蟄居(ちっきょ)だ。岡田尊司氏の『マインド・コントロール』によると、一人で孤立した状況で強いカリスマを持つ人物が持続的に反復的なメッセージを注入すればマインド・コントロールされる。自ら行動できない受動的な状態でも、本人の意志で主体的な選択をしたと信じ込もうとするのだ。すでに『(矛盾したメッセージを無意識的に投げて拒否できなくする)ダブルバインド技法』や『(情報と環境を統制して考えと行動を追い込む)トンネル効果』等は広告とマーケティングに活用されている。人間の心理は完ぺきではない。米国の有名人であるトム・クルーズやジョン・トラボルタでさえ神秘主義の新興宗教にはまっている。心理操作は超自然的現象でなく科学に基づいたファクトだ」。

朴大統領の支持率が17%に急降下した。事実上、政治的脳死状態だ。韓国社会の一方では危機に陥った事件の連座者の極端な選択や南北関係のぞっとする変化まで心配するほどだ。もしかしたら今回の事態は社会科学より精神分析学的アプローチから解決方法を見つけ出すことができるかもしれない。精神科専門医は一様に「大統領が透明に真実を明らかにして、韓国社会がシステム的に動くという確信を与えなければならない」と口をそろえた。責任首相や挙国内閣はその次の問題だ。振り返れば李明博(イ・ミョンバク)政府の最後の1年も金滉植(キム・ファンシク)首相、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官、金錫東(キム・ソクドン)金融委員長などが支えた。それぞれ親李系でなく後順位に落とされた人物たちだった。大韓民国は決して意気地なしではない。過去50年間余りに民主化され、多元化されて、基礎体力も高まった。企業と労働者・公務員たちがそれぞれの場で黙々と支えたおかげで通貨危機を克服し、5度のレームダックも無事に乗り越えることができた。朴大統領は闇の中から明るく輝く道に出てくればよい。そして大韓民国の底力を信じなければならない。

 
イ・チョルホ論説室長

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