米国「韓日慰安婦交渉妥結はTPPほど重大な合意」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.30 14:46
韓国と日本が旧日本軍慰安婦問題を最終妥結し、経済・安保分野で協力が再開されるという期待が高まっている。両国関係が冷え込むなか今年初めに終了した韓日通貨スワップ契約が再開されるか、両国間の直接投資が活発になるかという点が注目される。韓日両国だけでなく韓日米3カ国間の伝統的同盟関係が正常化すれば、経済・安保の側面で中国牽制システムも本格的に稼働するという予想が出ている。
◆中国牽制システムが再稼働
米国は28日(現地時間)、ホワイトハウスと国務省の論評を通じて韓日間の慰安婦交渉妥結を歓迎した。ケリー米国務長官はこの日、「勇気とビジョンを持って合意を引き出した両国首脳に拍手を送る」と述べた。国務省の当局者はこの日、韓国特派員らと開いた懇談会で、「今回の慰安婦問題妥結は環太平洋経済連携協定(TPP)合意と同じくらい重大なことだ」と評価した。